丸紅、大分ソーラーパワーの事業を日本政策投資銀行が出資する法人に譲渡へ

官報(6935号)によると、東京都中央区日本橋の大手総合商社「丸紅株式会社」(代表取締役:國分文也)は同社の全額出資子会社で大分県大分市の「大分ソーラーパワー株式会社」(代表取締役:藤本洋一)を吸収合併することを発表した。
効力発生日は平成29年2月28日となっており、会社法の規定により本合併における両社の承認決議は省略されている。

同社のリリースによると、これは事業ポートフォリオの最適化の一環として大分ソーラーパワーの事業譲渡を企図したもので、同日付で大分メガソーラー一般社団法人が設立し、日本政策投資銀行が出資する「大分メガソーラー合同会社」(職務執行者:北川久芳)に大分ソーラーパワーの事業を譲渡する予定となっている。

大分ソーラーパワーは2012年10月に丸紅の全額出資により設立されたメガソーラーの発電・売電を事業とする会社。大分臨海工業地帯の埋立地に丸紅エネックス、昭和電工、日本触媒が所有する遊休地105haを借り受けて2013年3月に着工し、2014年3月から商業運転を開始している。太陽光パネルはハンファQセルズ製で、日立製作所が建設を担当している。


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