官報(平成29年1月11日 号外第5号)によると、東京都千代田区永田町の「丸の内債権回収株式会社」(代表清算人:池田明彦)は平成29年1月10日に開催された株主総会の決議により解散していたことがわかった。
同社は2004年5月に設立され、同年10月に法務大臣の許可を得て事業を開始した債権回収業者。全国保証【7164】(東京都千代田区)とタカラレーベン【8897】(東京都新宿区)の共同出資会社(出資比率は全国保証が83.3%、タカラレーベンが16.7%)で、サービサー法で規定される特定金銭債権売買のほか、債権回収受託や事業再生コンサルティングなどを事業として展開していた。その後、2008年8月にタカラレーベンが同社の発行済株式の99.0%を取得し子会社化。以後は、タカラレーベンが建設したマンションなどの不動産に対する債権や、同グループのマンション管理会社「レーベンコミュニティ」などが持つ債権に関する回収業務を受託していたものとみられる。
債権回収の技術―交渉技法から法的戦術・サービサー活用まで
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