東京都港区のスマートフォン向けゲームアプリ開発・運営「株式会社KEYROUTE」に破産開始決定

官報（平成29年1月12日 号外第6号）によると、東京都港区南青山の「株式会社KEYROUTE（キールート）」（代表取締役：小倉健）は平成28年12月21日、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成28年（フ）第9124号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成29年3月24日午後1時30分、破産債権の届出期間は1月25日までとなっている。また、破産管財人には横山経通弁護士（森・濱田松本法律事務所、東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 丸の内パークビルディング、電話：03-5223-7739）が選任されている。

同社は2014年3月に設立されたスマートフォン向けゲームアプリの開発会社。代表の小倉氏など、元マーベラス社員により設立されたゲーム開発会社で、箱庭型スローライフ・ミステリーゲーム「Ｉ -アイ-」の開発・運営を行っていた。同作品はアプリリリース直後から白泉社「花とゆめ」誌上で『I－アイ－　はこにわぐらし』の連載を開始するなどメディアミックスを積極的に展開し、2015年12月頃からプロローグアプリをリリース。2016年2月10日には「Ｉ -アイ-」本体についても正式リリースされたが、2016年7月14日18時をもってサービスを終了していた。*1


I-アイ- はこにわぐらし 1 (花とゆめCOMICS)

*1：KEYROUTE、スマートフォン用ゲーム『I -アイ‐』のサービスを7月14日18時をもって終了（Social Game Info、2016年6月29日）