JFEグループのJFE鋼管、同グループの川崎鋼管を吸収合併へ グループの小径電縫管事業の再編の一環

官報（6936号）によると、千葉県市原市の「JFE鋼管株式会社」（代表取締役：瀧本健一郎）と神奈川県伊勢原市の「川崎鋼管株式会社」（代表取締役：望月亮輔）は平成29年年4月1日付で合併することを公告した。両社の経営統合は2016年10月に発表されており、合併方式はJFE鋼管を存続会社、川崎鋼管を消滅会社とする吸収合併方式で行われるという。^*1*2*3 また、合併後は商号を「JFE溶接鋼管株式会社（英文名：JFE Welded　Pipe Manufacturing Co.,Ltd.）」に変更し、代表取締役にはJFEスチール専務執行役員の石川逸弥氏が就任するとしている。

この合併は中長期的な鋼管の需要動向やJFEグループの技術・人材の効率的な活用について、JFEスチールの鋼管センターでグループ全体の鋼管事業戦略を検討した結果、一体的な事業体制が最善と判断したことによるJFEスチールグループの小径電縫管事業の再編に伴うもので、JFEスチール知多製造所の小径電縫管の製造についても2017年10月を目途に新会社に移管する予定だとしている。

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*1：JFEスチールグループの小径電縫管事業の再編について（JFEスチール株式会社、JFE鋼管株式会社、川崎鋼管株式会社、2016年10月3日）
*2：JFE鋼管（株）と川崎鋼管（株）の統合について（JFE鋼管株式会社、2016年12月20日）
*3：川崎鋼管㈱とJFE鋼管㈱の統合について(川崎鋼管株式会社、2017年1月6日)