官報(6935号)によると、東京都千代田区丸の内の「株式会社フージャースリビングサービス」(代表取締役:伊藤晴康)は関連会社で横浜市中区南仲通の「株式会社コーケンコミュニティー」(同代表)を吸収合併する予定であることが分かった。効力発生日は平成29年3月1日で、両社における承認決議は会社法の規定により省略されている。
フージャースリビングサービスは2002年10月に設立されたマンション・ビル管理会社。リクルートコスモス(現:コスモスイニシア)から独立する形で設立されたマンションデベロッパー「フージャースコーポレーション」の関連会社として設立され、同社分譲物件の保守・管理および入居者向けにリフォーム工事やハウスクリーニングなどのサービス事業を展開している。
コーケンコミュニティーは2010年12月に「アークプラザ」シリーズを展開するマンションデベロッパー「コーケン」の関連会社として設立されたマンション管理会社。神奈川県内のマンションなどを対象に事業を展開し、2015年7月末時点では31棟1127戸のマンションを管理するほか、過去にはマンション分譲事業の企画にも関与していた。その後、2015年8月にフージャースリビングサービスにより買収され、同社の傘下企業として事業を展開していた。*1
*1:コーケンコミュニティーを買収。神奈川県内での管理戸数拡大/フージャースHD(不動産流通研究所、2015年8月25日)
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