東京都千代田区の物流アウトソーシング業「株式会社ジーエムアイ・ジャパン」他1社に破産開始決定

官報（6935号）によると、東京都千代田区丸の内の「株式会社ジーエムアイ・ジャパン」（代表取締役：小川聖治）は平成28年12月26日、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成28年（フ）第9279号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成29年4月13日午後2時30分、破産債権の届出期間は1月30日までとなっている。また、破産管財人には荒木浜美弁護士（片山総合法律事務所、東京都港区赤坂2-11-3福田ビルウエスト3階、電話：03-5545-6471）が選任されている。

同社は2010年4月に設立された物流アウトソーシング業者。国内の自社物流センターのほか、中国国内に13か所の物流センターを開設し、主に通信販売業者を顧客として、天猫TMALL.COMやタオバオワン、アマゾンチャイナなどの中国国内のECモールへの出店・出品代行など越境ECアウトソーシングサービスを行うほか、国内通販サイト向けに物流代行やサイト運営代行・運営委託サービスを展開していた。

また、同社の関連会社で埼玉県三郷市の「株式会社グッドミッション」（同代表）も東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けている。事件番号は平成28年（フ）第9280号。財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日、破産債権の届出期間および破産管財人はジーエムアイ・ジャパンと同じとなっている。グッドミッションは上海万博跡地に建設されたショッピングモールへの出店・出品の斡旋などを事業として展開していた模様。


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