ワタキューセイモア、完全子会社で同業の三邦を吸収

官報(6879号)によると、京都府綴喜郡井手町の「ワタキューセイモア株式会社」(代表取締役:村田清和)は岩手県奥州市水沢区の「株式会社三邦」(代表取締役:菊水忠輝)を吸収合併することを発表した。効力発生日は平成29年1月1日で、ワタキューセイモアにおける承認決議は平成28年9月21日に終了している。なお、三邦はワタキューセイモアの完全子会社であるため、三邦における承認決議は省略されている。

ワタキューセイモアは1872年(明治5年)10月に「村田製綿所」として創業し、1962年(昭和38年)7月に「綿久寝具株式会社」として設立された医療機関・介護施設向けのリネン類を中心とする各種機材・資材の管理業務および購買店の運営を事業とする会社。グループ会社として給食業務を営む「日清医療食品」や院外調剤薬局経営の「フロンティア」などを有している。

三邦は1965年(昭和40年)6月に「事業協同組合旭クリーニングセンター」として創業し、1986年(昭和61年)に設立されたホテルや医療機関向けのリネンサプライ事業を主業とする会社。水沢工業団地に工場を建設・操業し、ホテル・旅館など22施設のほか、岩手県立病院など15の医療機関を対象にリネンサプライ事業を展開するほか、一般クリーニング事業も展開している。

コメントを投稿

コメントを投稿

削除申請等の場合は本人確認が可能な個人情報の入力が必要です。匿名での申請は受け付けておりません。

Powered by Blogger.