東京都中央区のアミューズメント機用基板メーカー「株式会社エスアイエレクトロニクス」が解散 加賀コンポーネントが事業承継

官報（平成29年1月5日 号外第2号）によると、東京都中央区八丁堀の「株式会社エスアイエレクトロニクス」（代表清算人：塚本剛）は平成28年12月27日に開催された株主総会の決議により同年12月31日付で解散していたことがわかった。

同社は1992年4月、株式会社セガ（現：株式会社セガゲームス）の100％出資子会社として設立されたアミューズメント機用の画像表示関連装置の開発・設計・製造及び販売を事業とする会社。元々はドリームキャストの開発チームであったこともあり、その技術をベースに、主にパチスロ・パチンコ機向けの画像表示・音声処理関連装置を開発、製造及び販売していた。2001年7月にサミーの子会社となった後、2008年7月に加賀電子がセガ、サミーの両社から発行済み株式の88.09%を取得。その後、アーケードゲーム基板「SYSTEM BOARD Y2」などを開発し、いくつかの作品で採用があった模様。

なお、同社の事業については加賀電子のグループ再編の一環として2016年10月1日付で加賀コンポーネント株式会社（東京都中央区）に譲渡されている。*1

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*1：第４９期 第２四半期決算説明会（２０１７年３月期）資料‐加賀電子株式会社（PDF文書）

■関連リンク
加賀コンポーネント株式会社
http://www.kgcompo.co.jp/index.html