官報(6928号)によると、長野県下高井郡山ノ内町の「有限会社志賀ロイヤルホテル」(代表取締役:山田憲治郎)は12月13日、長野地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成28年(フ)第186号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成29年3月13日午前10時30分、破産管財人には一由貴史弁護士(長野第一法律事務所、長野県長野市西町568-1、電話:026-233-0345)が選任されている。
同社は1960年に創業したホテルの経営会社。丸池スキー場および蓮池スキー場に近い立地のホテルとして、主に冬のシーズンにおけるスキー客に親しまれていたが、近年はスキー人口の減少などにより経営状況が悪化していた。Wayback Machineによるアーカイブによると、同社ウェブサイトに決済手段としてクレジットカードの取扱いが出来なくなったとの告知が掲載されているため、この頃には経営状況が極めて厳しい状況に陥っていた模様。
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