群馬県渋川市のゴルフ場運営「株式会社渋川市民ゴルフ場」が解散 渋川市出資で設立された第三セクター

官報(平成29年1月5日 号外第2号)によると、群馬県渋川市中村の「株式会社渋川市民ゴルフ場」(代表清算人:中野忠夫)は平成28年11月30日に開催された株主総会の決議により解散していたことがわかった。

同社は1989年5月に設立された同名ゴルフ場の運営会社。渋川市が55%出資して設立された第三セクターで、NTTの無利子融資や銀行からの借入金などで資金調達を行って1991年10月に同ゴルフ場を開場。利根川の河川敷に造成されたフラットなコースで、全9コースながら、ティーを変更することにより、フルコースとしてプレイすることが可能だった。また、近隣には伊香保温泉街があり、同ゴルフ場と連携する施設も存在していた模様。しかし、第三セクター経営のため利用料金が1ラウンド5000円以下と安価だったことや、ゴルフ人口が減少していることなどを受け、経営難となっていた。

なお、渋川市は閉鎖した同ゴルフ場の跡地を約1億円ほどで取得し、多目的芝生広場として活用する方針とのこと。

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