西日本ビバレッジ、同グループのパシフィックエース西日本を吸収合併

官報（6906号）によると、福岡市東区箱崎の「西日本ビバレッジ株式会社」（代表取締役：小松猛文）は福岡県糟屋郡粕屋町の「パシフィックエース西日本株式会社」（代表取締役：山西忠則）を吸収合併することがわかった。効力発生日は平成29年1月1日で、両社の株主総会の承認決議は平成28年10月31日に終了しているという。

西日本ビバレッジは1986年1月に「関西ビバレッジサービス株式会社」として設立された自動販売機ベンダー。同社は当初、近畿コカ・コーラボトリング株式会社（2009年1月にコカ・コーラウエストホールディングス株式会社（現：コカ・コーラウエスト株式会社）に吸収され消滅）の関連会社として事業を展開していたが、2006年7月に近畿コカ・コーラボトリングがコカ・コーラウエストホールディングスの完全子会社となったことから同社もホールディングス社の子会社となった。その後、コカ･コーラウエストが営業・販売事業を営む子会社３社を事業別に再編する際に、同社を存続会社とした上で、現商号に商号変更を行っている。

パシフィックエース西日本は1974年7月に「日東ベンディング西日本株式会社」として設立された自動販売機ベンダー。メーカー別の自販機のほか、複数メーカー製品を取り扱うコンビニ型やカップ式、紙パック式、カップヌードルの自動販売機などを取り扱っていた。2014年4月にパシフィックエース西日本株式会社を新設分割した後、同年7月にパシフィックエース株式会社と合併を実施し、商号をパシフィックエース株式会社に変更するとともに本社所在地を大阪市北区に移転。その後、さらにパシフィックエース西日本株式会社と合併し、現商号に変更するとともに本社所在地を現在地に移転していた。

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