官報(6929号)によると、広島市西区楠木町の「株式会社エルホーム」(代表取締役:十河一浩)は12月16日、広島地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成28年(フ)第431号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成29年3月21日午後1時30分、破産管財人には桂秀次郎弁護士(桂・本田法律事務所、広島県広島市中区東白島町20-7アビリオ東白島2階、電話:082-227-5501)が選任されている。
同社は2010年3月に設立された建設業者向けコンサルタント業者。建物本体の価格を666万円・777万円・888万円・999万円の均一価格に設定しつつ、省令耐火構造や白アリ保証、地震補償などを標準仕様として提供するローコスト住宅「ドリームシリーズ」をフランチャイズ展開するほか、同住宅にFC加盟した建設会社を対象とする各種住宅機器、建築材料および家具等の販売を事業として展開していた。また、同社でも独自にドリームシリーズの販売を行っていたが、同社は建設業の許認可を得ている業者ではないため、実際の建築についてはFC加盟各社により行われていた模様。
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