フレイムハーツ、スマホゲーム開発の「PGユニバース」を吸収合併へ

官報（6925号）によると、東京都港区南麻布の「株式会社フレイムハーツ」（代表取締役：林昌伸）は平成28年12月22日、東京都新宿区新宿の「株式会社PGユニバース」（代表取締役：吉澤貴洋）を吸収合併することを発表した。効力発生日は平成29年2月1日で、両社の株主総会の承認決議は平成29年1月19日の開催予定となっている。

フレイムハーツは2003年5月に「株式会社プレミアムエージェンシー」として設立された3Dコンテンツ・ゲーム制作・開発を事業とする会社。PS2やPS3、PSPなどのハード向けにゲームソフトの開発を行うほか、『ALWAYS 三丁目の夕日』『東のエデン 劇場版Ｉ　The King of Eden』などの作品向けにCG映像制作を事業として展開していた。2015年7月に株式会社ハーツユナイテッドグループの完全子会社となった後、*1 株式会社G&D（ゲームの開発支援サービス）及び株式会社デジタルハーツ・ビジュアル（映像加工技術全般に関するサービス）を吸収合併し、現商号となっている。*2

PGユニバースは2011年11月に「株式会社グラスホッパー・マニファクチュア（現：プラネットG）」と「株式会社ディー・エヌ・エー」の合弁会社「株式会社グラスホッパー・ユニバース」として設立されたスマートフォン向けソーシャルゲームの開発・運営を事業とする会社。ディー・エヌ・エーが展開するプラットフォーム「モバゲー」において『フロッグミニッツ』（運営期間：2012年4月～2012年9月）『DARK MENACE（ダークメナス）』（運営期間：2012年9月～2013年3月）をリリースし、運営を行っていた。2013年3月にグラスホッパー・マニファクチュアの完全子会社となったあとは、『ZOMBIE STAMPEDE（ゾンビスタンピード）』（運営：バンダイナムコゲームス）や『the SOUL of SEVENS（ソウル・オブ・セブンス）』（運営：フィールズ）などの開発を担当していた。

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*1：連結子会社株式の追加取得による完全子会社化及び子会社の 3D ソリューション事業の譲渡に関するお知らせ（PDF文書、平成27年6月30日、株式会社ハーツユナイテッドグループ）
*2：連結子会社間の合併及び商号変更に関するお知らせ（PDF文書、平成27年10月23日、株式会社ハーツユナイテッドグループ）