東京都千代田区の確定拠出年金の運営管理業「日本確定拠出年金コンサルティング株式会社」が解散 三菱UFJ信託銀行が事業承継

官報(平成29年1月5日 号外第2号)によると、東京都千代田区有楽町の「日本確定拠出年金コンサルティング株式会社」(代表清算人:齊上裕弥)は平成29年1月4日に開催された株主総会の決議により解散していたことがわかった。

同社は2001年3月に三菱東京UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、明治安田生命保険、東京海上日動火災保険の4社の出資により設立された確定拠出年金制度における運営管理業務を行う共同事業会社。出資4社が持つノウハウと機能を共同事業会社の中で活用し、確定拠出年金制度の導入における的確なコンサルティングや魅力ある運用商品の選定・提示、インターネットやコールセンターによる正確かつ迅速な情報提供、加入者に対するきめ細かい教育サービスなどを業務内容としていた。

その後、2016年7月に出資4社により、2016年11月に会社分割を行い、2017年1月1日付で同社の全業務を三菱UFJ信託銀行に承継させることが決議されたため、今回の措置となった。今後は清算処理を進め、2016年3月末に清算を終了する予定という。

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