北九州市小倉南区の環境コンサル業「株式会社コムスジャパン」に破産開始決定

官報(6877号)によると、北九州市小倉南区北方の「株式会社コムスジャパン」(代表取締役:尾田博士)は10月4日、福岡地方裁判所小倉支部から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成28年(フ)第535号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成28年12月15日午前10時30分、破産管財人には金弘正則弁護士(福田・金弘法律事務所、福岡県北九州市小倉北区金田1-8-5北九州法曹ビル3階、電話:093-581-7861)が選任されている。

同社は2000年8月に「有限会社コムス」として設立され、2003年10月に株式会社に改組して現商号となった環境関連サービス業者。2003年3月にOA機器およびプラスチック廃材のリサイクル施設「若松リサイクルセンター」を開設するほか、口破砕機や圧縮プレス機などの環境関連機器の販売・設置、設置先からのリサイクル資材の買取および資材販売など、廃棄物利用に関する各種サービスおよびコンサルティングを展開していた。また、2006年に中国の山東省に廃プラ再生工場を開設したほか、2010年2月には本社を移転するとともにリサイクル資材・商品販売店「エコターミナル小倉」を開設するなど、業容を拡大させていた。

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