アルコニックス、水道直結型浄水器「Cube(キューブ)」をALSOKの販売チャネルを通じて販売へ

アルコニックス株式会社(東京都千代田区)は18日、これまで百貨店、家電量販店を通じて販売していたハイブリッド浄水サーバーのうち水道直結型のハイブリッド浄水サーバー「Cube(キューブ)」について、新たにALSOK(綜合警備保障株式会社、東京都港区)の販売チャネルを通じての販売を10月20日から開始すると発表した。希望小売価格は185,000円(税別価格)で、標準取り付け工事費用は同製品の発売時(2015年10月)の情報によると38,000円(税抜価格)前後となっている。*1

アルコニックスは、大手商社「双日」の関連会社として非鉄金属製品を取り扱う商社。2011年3月に発生した東日本大震災以降に高まりをみせた飲料水への関心を契機に、欧州のウォーターサーバ大手「Waterlogic Plc(本社:アイルランド)」との間で2013年5月に代理店契約を締結し、2014年から国内総代理店として百貨店や家電量販店、カタログ通販といった販売チャネルを通じて同社の製品「エッジ(Edge)」及び「Cube(キューブ)」の販売を行っている。

特許技術「Firewall」で常時バクテリア除去率99.9999%を保証
Waterlogic社の浄水サーバー「Edge(エッジ)」及び「Cube(キューブ)」は、サーバの吐水口を通じて内部が細菌で汚染されるリスクを紫外線の力でシャットアウトする特許技術「UV浄化技術 Firewall®」を搭載しており、WQA(米国水質協会)による「NSF/ANSI-55 Class A」(紫外線・微生物による飲料水処理装置の認証規格)と「NSF P231」(常時バクテリア除去率99.9999%を保証する認証規格)の同時認証を受けているほか、WHO(世界保健機構)の国際的要求基準「Tier2」など、さまざまな規格の認証を受けているという。

今回ALSOKが持つ販売チャネルを通じて販路を拡大する「キューブ」は欧州などでシェアを伸ばしている水道直結型のサーバ。設置には工事が必要となるため、警備業界大手として機械警備などを通じた販売チャネルを持つALSOKと提携することにより、キューブ」の販売およびレンタルビジネスを拡大することになったという。なお、当初は東京都内を中心に販売し、その後反響をみながら全国展開への移行を検討していくとしている。


*1バクテリア除去率99.9999%を保証する水道直結型の浄水サーバー「Cube」(家電 Watch、阿部夏子、2015/10/22)

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