東京都練馬区の広告代理店「有限会社がん治郎's house」に破産開始決定 社員よりネコの数が多かった模様

官報（平成28年9月6日 号外第196号）によると、東京都練馬区東大泉の「有限会社がん治郎's house」（代表取締役：藤門正行）は8月24日、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成28年（フ）第5916号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成28年12月9日午前10時30分、破産債権の届出期間は9月21日までとなっている。また、破産管財人には鈴木俊弁護士（エクシード法律事務所、東京都千代田区紀尾井町3-33 プリンス通ビル5B、電話：03-3234-5160）が選任されている。

同社は2003年9月に設立された広告代理店業者。演劇チラシ・パンフレットのデザイン・印刷を得意とする編集プロダクションで、新聞社の販促物や各種コンサートのチラシ・チケットを制作していたほか、タウン誌に掲載するイラストマップや商店街マップの作成、地域ミニコミ紙の編集・印刷といったことを事業としていた。企業概要によると、社員数よりも飼い猫の数の方が多かった模様。

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