三重県松阪市のゴルフ場経営「株式会社チェリーレイク」に破産開始決定 チェリーレイクカントリークラブを経営

官報(6841号)によると、三重県松阪市嬉野森本町の「株式会社チェリーレイク」(代表取締役:藤井諭)は8月8日、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成28年(フ)第5705号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成28年12月5日午後1時30分、破産管財人には涌井庄太郎弁護士(あけぼの総合法律事務所、東京都千代田区内神田一丁目15番11号千代田西井ビル4階、電話:03-3294-7222)が選任されている。

同社は1994年10月に開場した預託金会員制ゴルフ場の経営会社。開場当初は「グリーンヒル姫野ゴルフ倶楽部」の屋号で東・西・南の3コースからなる丘陵コースを経営していたたが、2005年8月に任意売買により「株式会社妙見富士カントリー倶楽部」が事業を承継、同年9月に「チェリーレイクカントリークラブ」に屋号を変更し、同社が運営を開始していた。

その後、妙見富士CCの経営破綻などにより、経営母体が数度変更されていたほか、長期にわたる不況の中、ゴルフ場経営は不振となり、また預託金償還問題などにより経営が悪化。今年に入って以降は公租公課の滞納が生じたため滞納処分差押を受けるなど、債務の弁済が困難となったため経営継続を断念し、今回の事態となったという。


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