宮崎県都城市の贈答品・雑貨小売「株式会社トミヤ」に破産開始決定 明治40年創業の老舗、「和雑貨 十三夜」を展開

官報（6835号）によると、宮崎県都城市上町の「株式会社トミヤ」（代表取締役：野口博史）は8月1日、宮崎地方裁判所都城支部から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成28年（フ）第73号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成28年11月2日午前10時30分、破産債権の届出期間は8月30日までとなっている。また、破産管財人には金丸由宇弁護士（弁護士法人みやざき延岡事務所、宮崎県延岡市中町2-1-7 ジブラルタ生命延岡ビル4階、電話：0982-35-5100）が選任されている。なお、同社の破産手続きにおいては破産法第204条第1項に基づき、簡易配当が行われる予定となっている。

同社は1907年（明治40年）に創業した贈答品・雑貨類販売業者。宮崎県の複合商業施設「都城オーバルパティオ」に入居し、「ギフト館 トミヤ」の屋号で和洋食器を中心とした贈答品類の販売を行っていたほか、「和雑貨　十三夜」の屋号で雑貨販売店を２店舗ほど展開していた。

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