徳島県徳島市の一般建設業「株式会社たくみ設計工房」に破産開始決定 パルホームが前身、「健康100年住宅」を展開

官報（6833号）によると、徳島県徳島市東新町の「株式会社たくみ設計工房」（代表取締役：山杉充夫）は7月27日、徳島地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成28年（フ）第125号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成28年10月3日午前11時、破産債権の届出期間は8月29日までとなっている。また、破産管財人には安田稔男弁護士（朝田啓祐法律事務所、徳島県徳島市八百屋町2-11 ニッセイ徳島ビル11階、電話：088-622-7323）が選任されている。

同社は2014年1月に設立された一般建設業者・一級建築士事務所。パルハウス株式会社（徳島県徳島市）の子会社として2007年12月に設立された「パルホーム株式会社」（同代表）を前身とする一般建設業者で、注文住宅の設計・施工が主力。メタルBOXとXフレームを融合させ、免震と耐震を同時に解決した独自の特殊工法「MX BODY」や、断熱材として厚さ30mmの徳島県産杉板と発泡プラスチック保温材「スタイロフォーム」を使用する特許工法「W断熱-W通気」工法を用いることにより耐震性能とエコ性能を両立させた住宅を「健康100年住宅」の商標で展開していた。また、企画住宅の設計・施工・販売も行っていた模様。