東京都港区の化粧品・健康食品メーカー「サンリッツ株式会社」に破産開始決定 パパインベリーダイエットで一時注目を集める

官報（平成28年8月18日 号外第182号）によると、東京都港区赤坂の「サンリッツ株式会社」（代表取締役：豊原孝則）は8月3日、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成28年（フ）第5262号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成28年10月28日午前10時、破産債権の届出期間は8月31日までとなっている。また、破産管財人には近森章宏弁護士（東京グリーン法律事務所、東京都港区虎ノ門1-12-9 スズエ・アンド・スズエビル5階、電話：03-5501-3641）が選任されている。

同社は1989年4月に設立された化粧品・健康食品・雑貨の輸出入・製造・販売を事業とする会社。四国学院大学の漆原光徳教授の監修のもと開発された栄養補給型置きかえダイエット食品「漆原式メソッド（おきかえタイプ）」を主力に、「コーラル＆ウォーター」ブランドのボディーソープやシャンプーなどのバスアイテム、スキンケア商品などの化粧品類を企画・製造・販売するほか、「自然良法」というブランド名で青パパイヤエキスを配合したダイエットサプリメントや「NEUNER'S（ノイナーズ）」ブランドのデトックス食品などを輸入・販売していた。また、エステサロンを４店舗ほど展開していた模様。