大阪市天王寺区のレザーバッグ・アクセサリー企画販売「株式会社KENJIIKEDA」が解散 代表者が児童売春・ポルノ規正法で逮捕され信用失墜

官報(平成28年8月17日 号外第181号)によると、大阪市天王寺区筆ヶ崎町の「株式会社KENJIIKEDA」(代表清算人:池田憲治)は平成28年7月31日に開催された株主総会の決議により解散していたことがわかった。

同社は2003年に設立されたレザーバッグやアクセサリーの企画・デザイン・販売を事業とする会社。代表でデザイナーを兼任する池田憲治氏は大阪の老舗高級バッグメーカー「株式会社池田工芸」(大阪市住吉区)の経営者一族として生まれ、14歳で渡英、ロンドンでデザインを学んだあと、GIVENCHY(ジバンシィ)でアシスタントデザイナーとして活躍していた人物。2005年にセカンドラインとして「KENKENKEN(ケンケンケン)」を始動し、その後もamadanaとのコラボブランド「KENJI AMADANA」を始動させるなど業容を拡大させていた。

しかし2013年9月、代表の池田氏が無料通信アプリ「LINE」を通じて知り合った女子中学生に猥褻な行為をしたとして兵庫県警に児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕されたことにより信用が失墜。当時はKENJIIKEDAおよびKENKENKENを合わせると100店舗以上で取り扱いがあったが次々に取引が中止される事態となっていた。また、2013年9月時点で公式サイトについてもメンテナンス中との表記に変更されていた。


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