東京都江戸川区の二重管システム部材メーカー「株式会社人吉環境システム」に破産開始決定

官報（6835号）によると、東京都江戸川区北葛西の「株式会社人吉環境システム」（代表取締役：藤井秀樹）は8月1日、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成28年（フ）第5536号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成28年11月4日午後2時30分、破産債権の届出期間は8月29日までとなっている。また、破産管財人には桑原紀昌弁護士（桑原紀昌法律事務所、東京都中央区銀座6-4-6 銀座花の木ビル5階、電話：03-5537-0483）が選任されている。

同社は1991年8月に「有限会社人吉環境システム」として設立された環境対策商品メーカー。設立当初は空調設備工事および保守点検を主業としていたが、2012年6月に公布された改正水質汚濁防止法を受け、空調ドレン二重管やMC型二重管など二重管システム部材の製造・販売を主力商品とした事業展開に移行。2014年3月には株式会社に改組し、「スーパークリーナー」「ECOアルカリクリーナー」「ベストクリーナー」などの環境改善液剤の販売なども行っていた。

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