信用調査大手の帝国データバンクによると、東京都港区西麻布の「株式会社オフィスジュニア」(代表取締役:榊原慎也)は6月24日、東京地方裁判所に自己破産を申請し同日、破産手続きの開始決定を受けた。財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成28年9月23日午後2時、破産債権の届出期間は7月22日までとなっている。また、破産管財人には岩波修弁護士(桃尾・松尾・難波法律事務所、東京都千代田区麹町4-1、電話:03-3288-2080)が選任されている。
同社は1981年5月に設立された芸能プロダクション。過去には酒井美紀、金子賢など俳優を中心に20名超のタレントが所属していた。しかし、2015年12月に創業者で前代表の佐藤伊次氏が死去。従前から業績不振が続き、苦しい資金繰りを余儀なくされていたが、前代表の死去もあり、ここにきて今回の措置となったという。なお、所属タレントは全員、自己破産申請前までに別会社に移籍しているという。
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