朝日新聞や産経新聞の報道によると、同弁護士は平成21年から平成27年までの6年間、顧問先の建設会社2社(大阪府1社、新潟県1社)から預かった計4億1313万円を横領したほか、依頼者の女性あてに保険会社が支払った交通事故の示談金5477万円を着服。不動産購入交渉を依頼してきた学校法人から土地購入費名目で2700万円を詐取するなどして大阪地検特捜部に逮捕*1され、3月28日、「弁護士への信頼を悪用して依頼者を裏切り、結果も重大」として大阪地方裁判所から懲役11年(求刑:懲役13年)の実刑判決を受けていた。*2*3なお、着服された資金は事務所の経費や住宅ローンの返済に充てていたという。
*2:預かり金5億円横領、弁護士に懲役11年判決 大阪地裁(朝日新聞デジタル、川田惇史、坂本純也、2016年3月28日13時13分)
*3:5億円着服・詐欺で弁護士に懲役11年判決 大阪地裁(産経WEST、2016.3.28 13:00)
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