官報（平成28年6月14日 号外第131号）によると、東京都中央区京橋の「株式会社マサキ・エンヴェック」（代表取締役：眞﨑理恵）は6月1日、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成28年（フ）第3434号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成28年9月1日午前10時、破産債権の届出期間は6月29日までとなっている。また、破産管財人には栗原正晴弁護士（八重洲総合法律事務所、東京都千代田区有楽町1-7-1 有楽町電気ビルヂング南館15階、電話：03-5221-8881）が選任されている。
同社は2000年2月に設立された環境技術開発及び環境関連機材資材の製造販売、環境技術コンサルティングを事業とする会社。浮体式水質浄化装置「水すまし」や中国四川省産の腐食泥炭を配合した屋上緑化用軽量土壌「ROOF SOIL（ルーフソイル）」、高濃度環境共生微生物剤「Hi-DEM（ハイデム）」を開発・製造し、販売サイトを通じて販売していたほか、各種有機栽培資材についても販売を行っていた。技術力は高く、「水すまし」が第4回｢21世紀型新エネルギー機器等表彰｣や平成11年度｢新エネ大賞｣を受賞するなど、多数の表彰・受賞歴があった。
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