兵庫県伊丹市の空調設備・給排水衛生設備工事業「株式会社エムテック」に破産開始決定

官報(6830号)によると、兵庫県伊丹市桑津の「株式会社エムテック」(代表取締役:高森康徳)は7月22日、神戸地方裁判所伊丹支部から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成28年(フ)第133号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成28年10月13日午前10時20分、破産管財人には柴崎崇弁護士(宝塚法律事務所、兵庫県宝塚市武庫川町1-3 ロイヤルメゾン宝塚2階、電話:0797-86-0797)が選任されている。

同社は1996年5月にエアコン・アンテナ工事業「高森設備サービス」として創業。家電量販店の下請として事業を展開していたほか、2005年3月に尼崎市で空調設備工事業「空調設備エムテック」を設立。2007年に法人改組する形で同社を設立した。創業当時からの空調換気設備、給排水衛生設備などの工事を請け負うとともに、業務用エアコンの販売・施工事業の展開を開始。2009年にはエコキュートや太陽光発電設備などの電気工事業の登録を取得するなど業容の拡大に努めていた。
また、同年6月には現所在地に移転するとともに、産業廃棄物収集運搬業や古物商免許を取得し、リサイクル業にも参入していた模様。


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