官報(6785号)によると、富山県下新川郡入善町の「株式会社野島製材所」(代表取締役:野島齊)は5月18日、富山地方裁判所魚津支部から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成28年(フ)第7号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成28年8月22日午後1時10分、破産債権の届出期間は6月17日までとなっている。また、破産管財人には栗本正貴弁護士(栗本・酒井法律事務所、富山県富山市磯部町2-3-26、電話:076-424-6085)が選任されている。東京商工リサーチ富山支店によると負債総額は約1億3000万円が見込まれているという。
同社は1949年(昭和24年)4月に創業し、1977年(昭和52年)4月に法人化した建設業・一級建築士事務所。「ZENOMA(ゼノマ)」の商号で事業を展開し、木造注文住宅に特化した事業を展開。「現代町家」を建築する全国規模の工務店ネットワーク「町の工務店ネット」に参加する工務店「現代町家クラブ」を構成する一社で、「越中町家」の名称で富山県産材にこだわった家づくりを進めていた。
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