同社は2009年(平成21年)10月に設立されたネイルチップの企画・製造を事業とする会社。同社代表の山崎氏が考案し、特許登録を行った「ワンタッチネイル」(何度も着脱できる付け爪)の企画・製造を目的として設立され、自社製品を企画・販売するほか、ゼイヴェル(現:株式会社ブランディング)の「松下美智子ネイル」やワールドの「OPAQUE(オペーク)」、アルビオンの「ANNA SUI(アナスイ)」などに対し同様の特徴を持つ商品をOEM製造し、供給していた。ワンタッチネイルは平成24年5月に劇場公開された映画『ガール』で取り上げられるなどしたことにより話題となっていた。
しかし、山崎氏が実質的に経営していたボディ・インターナショナル株式会社(ワンタッチネイル商品「BABY JUNO」を展開、東京都港区)が2013年9月、二度目の資金ショートを起こして銀行取引停止となり、同社も業務縮小を余儀なくされていた。その後、事業立て直しを進めていたが業績不振が続き2015年11月に事業を停止。山崎氏の個人債務処理もあったため、今回の措置となったという。
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