官報(平成28年5月25日 号外第115号)によると、福島県伊達市の「在宅福祉会やわらぎ企業組合」(代表理事:桝沼信義)は5月11日、福島地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成28年(フ)第30号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成28年8月4日午後2時、破産債権の届出期間は6月13日までとなっている。また、破産管財人には駒田晋一弁護士(鈴木芳喜法律事務所、福島県福島市五老内町6-9、電話:024-533-3227)が選任されている。
同組合は平成元年、前代表理事の桝沼信夫氏が個人事業として創業し、伊達町、および同町の社会福祉協議会の委託を受けて訪問入浴サービスを展開していた「在宅福祉サービス桝沼企画」を前身とし、介護保険制度の開始に伴って平成12年4月に設立された企業組合。法人化前から展開していた訪問入浴車による訪問入浴介護を主業とするほか、訪問介護員によるホームヘルパーや、介護タクシー事業などを展開していた。
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