東京都台東区池之端のNPO法人「特定非営利活動法人日本保全学会」が解散

官報（平成28年5月13日 号外第106号）によると、東京都台東区池之端の「特定非営利活動法人日本保全学会」（代表清算人：山口篤憲）は社員総会の決議により、平成28年3月31日付で解散していたことが分かった。

同法人は保全の学術的体系化を図り、科学、工学、言語学にみられる構造主義に着目しながら保全学を構築するとともに、国内外での発表、知識、情報等の交換を行うことにより、合理的で最適な保全方法を確立するための学理の追及、研究の進展を図り、保全学に対する広い理解を得ることを目的に2006年1月に設立されたNPO法人。機関誌『保全学』のほか、『「保全教養講座」保全のリテラシー　―原子力発電所の保全を例としてー』などの書籍を刊行していたほか、非破壊検査技術の向上を目指した技術研究開発事業などを行っていた。