NHN PlayArt、「乙女ゲーム」開発・運営の「anipani株式会社」を吸収合併へ ブランド・ゲームは存続予定

官報（6779号）によると、東京都港区虎ノ門の「NHN PlayArt 株式会社」（代表取締役：加藤雅樹）は子会社の 「anipani 株式会社」（同所、代表取締役：望月佑一）と合併することを発表した。存続会社はNHN PlayArt 株式会社で、効力発生日は平成28年7月1日、両社の株主総会の承認決議は平成28年5月20日に終了しているという。

NHN PlayArtは2015年10月に旧NHN PlayArt 株式会社（現：NHN comico 株式会社）の会社分割により設立された会社で、会社分割の際、旧NHN PlayArtからスマートフォン事業を承継し、スマートフォン向けゲームの開発・運営を行っている。設立後にリリースした主なゲームタイトルとしては「妖怪ウォッチ ぷにぷに」や「マーベル ツムツム」などがある。

anipaniは2014年11月に旧NHN PlayArtとアニメイトの合弁会社として設立されたスマートフォン向けゲームの開発・運営を主業とする会社。*1 同社は「乙女ゲーム」と称される女性向けのゲームに特化したサービスを展開しており、テレビアニメ『美男高校地球防衛部LOVE!』に関連した恋愛シミュレーションゲーム「美男高校地球防衛部LOVE!GAME!」を第１作としてリリースしたほか、「DAME×PRINCE」や「源氏物語～男女逆転恋唄～」などの作品をリリースしている。

今後、被存続会社となったanipani社の作品についてはNHN PlayArtの「anipani」ブランドとして事業展開がなされ、現在リリースされているゲームについても運営は継続されるとしている。


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*1:NHNとアニメイトが合弁会社--スマホ向け乙女ゲーム特化の「anipani」を設立（CNET Japan、2014年11月7日）