東京都文京区のナノピコオゾン水生成装置メーカー「ネイチャーズ株式会社」に破産開始決定

官報(平成28年5月23日 号外第112号)によると、東京都文京区関口の「ネイチャーズ株式会社」(代表取締役:萩原信子)は5月9日、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成28年(フ)第2987号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成28年8月5日午前11時、破産債権の届出期間は6月6日までとなっている。また、破産管財人には早川修弁護士(早川総合法律事務所、東京都千代田区鍛冶町2-4-8 エルヘンビル6階、電話:03-6228-1188)が選任されている。

同社は2004年(平成16年)1月に設立されたナノピコ及びモルクラスターオゾン水生成装置の設計・製造・販売を事業とする会社。ナノピコオゾン水は、10nm以下のオゾン気泡分布で、1nm未満の超微細オゾンガス気泡を多量溶存させたオゾン水。従来のオゾン水が1000~5000nm(1~5μm)以上の平均気泡径であるのに比較すると、同じ溶存オゾン濃度で数10万倍を超える個数のオゾンの泡を含有し、塩やマグネシウムなどの電解質や添加物を含まず、残留性の無い新型の機能水だとして、食品衛生や畜産、半導体に関連する企業・個人に対し、殺菌・伝染病の防止・高度洗浄などを目的とした生成器の販売を行っていた。


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