官報(6777号)によると、神戸市兵庫区和田宮通の「MHIニュークリアシステムズ・ソリューションエンジニアリング株式会社」(代表取締役:西原幸夫)は、神戸市兵庫区和田崎町の「株式会社エナジス」(代表取締役:中川隆夫)と合併することを発表した。存続会社はMHIニュークリアシステムズ・ソリューションエンジニアリングで、効力発生日は平成28年7月1日となっている。また、株主総会の承認決議は平成28年6月10日に開催された模様。
MHIニュークリアシステムズ・ソリューションエンジニアリングは2015年7月に設立された原子力、核燃料サイクル、その他エネルギー関連プラントに関する開発・設計を主業務とする会社。三菱重工業の完全子会社で、神菱エンジニアリング(後に西菱エンジニアリングに商号変更)を前身とし、関連会社として設立したコンピュータソフト開発(1987年設立)、エンジニアリング開発(1988年設立)、新型炉技術開発(1994年設立)を経営統合させる形で2009年に設立したMHI原子力エンジニアリング株式会社と西菱エンジニアリングが経営統合することにより同社が設立されている。主要取引先には原子力規制庁や国内の電力事業各社などが名を連ねている。
エナジスは1993年4月に設立された三菱 PWR(加圧水型原子炉)プラント・燃料・再処理プラントなどの設計、建設、サービスに従事したベテラン技術者による各種の調査・研究を事業とする原子力技術に関する分析・評価・技術支援を事業としている。
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