川崎市高津区の動物病院経営「日本動物高度医療センター」が関連会社の「JCアライアンス」を吸収合併へ

官報(6781号)によると、神奈川県川崎市高津区の「株式会社日本動物高度医療センター」(代表取締役:金重辰雄)は5月12日、同社の完全子会社の「JCアライアンス株式会社」(同所、代表取締役:今順一)を吸収合併することを発表した。効力発生日は平成28年7月1日を予定しているという。なお、本合併については親会社による完全子会社の統合のため、株主総会の承認決議を経ずに合併を決定している。

日本動物高度医療センターは2005年(平成17年)9月に設立された動物治療の高度医療(二次診療)を提供する動物病院の経営会社。川崎市の本院のほか、名古屋市天白区に分院を開業。放射線治療器やPET-CTなどの高度医療機器を備えるほか、人材育成や臨床研究にも積極的で、民間の動物治療期間としては初めて「小動物臨床研修診療施設」の指定を受けるなど、高い評価を得ている。2015年3月には東京証券取引所の新興企業向け株式市場「マザーズ」に新規上場(証券コード:6039)するなど、業容の拡大を続けている。

JCアライアンスは2008年(平成20年)2月に動物医療分野の事業に関するコンサルティングを目的に設立された会社で、動物病院向け物品販売事業を行うほか、株式会社日本サーキット(川崎市川崎区東田町)と共同で開発した、動物の心拍や呼吸を遠隔監視することができる非接触型センサー「クリアボ」の展開を行っている。



■関連リンク
株式会社日本動物高度医療センター
http://www.jarmec.co.jp/
遠隔から監視、見守りを可能にする非接触型センサー【クリアボ】
https://brinlam.com/clairvo/

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