東京都千代田区のNPO法人「特定非営利活動法人日本知的財産戦略協議会」が解散 中小企業の知財管理教育の支援団体

官報（平成28年5月13日 号外第106号）によると、東京都千代田区一番町の「特定非営利活動法人日本知的財産戦略協議会」（清算人：多喜義彦）は5月13日、平成27年10月14日に開催された臨時総会の決議により解散したことを発表した。

同法人は1999年に設立された任意団体「日本知的財産権取引業協議会（AIPRRT＝アイプラット）」を前身とし、知的財産の創造、保護、活用の戦略の確立を目的として2003年5月に設立されたNPO法人で、中小企業のものづくりの基礎となる知的財産の評価、および中小企業の知的財産管理体制を確立させるための教育支援を行っていた。組織の会員には特許事務所や知財コンサルティング企業が名を連ね、理事長であった多喜氏もシステム・インテグレーション株式会社（東京都千代田区）の代表を務めていた。