東京都渋谷区の一級建築士事務所「株式会社Brilliant Architects」に破産開始決定

官報（平成28年5月17日 号外第108号）によると、東京都渋谷区富ヶ谷（登記上の本店所在地：東京都杉並区浜田山）の「株式会社Brilliant Architects（ブリリアントアーキテクツ）」（代表取締役：近藤康弘）は4月27日、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成28年（フ）第2935号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成28年8月25日午前10時30分、破産債権の届出期間は6月1日までとなっている。また、破産管財人には鈴木成之弁護士（虎ノ門南法律事務所、東京都港区虎ノ門1-15-12 日本ガス協会ビル5階、電話：03-3502-6294）が選任されている。

同社は代表の近藤氏が株式会社石本建築事務所に在籍中、2005年3月に設立した「有限会社K&K建築企画コンサルタント」を前身とする一級建築士事務所（2007年に株式会社に改組し、現商号に変更）。代表の近藤氏は石本建築事務所に在籍時の2003年から2005年にかけて日本大学理工学部建築学科で非常勤講師として教鞭を執っていたほか、国内外の建築コンペに出展し、数々の賞を受賞していた。業務に関しては主に、開発事業計画の策定やデザイン・建築監修などを行っていた模様。