同社の化粧品事業は、これまで旧・株式会社リスブランを子会社化・吸収合併することによって、一体経営を進め、主力ブランド製品の強化やグループシナジーを活かした海洋由来成分の製品開発を進めていた。今回、同事業を会社分割の手法を用いて再び同社の完全子会社にすることにより、経営責任の明確化、経営判断の迅速化および投資効率の最大化を図り、機動的な事業構造を確立することにより、同事業の収益力改善および企業価値向上を目指すという。
一方の、医薬事業の直販営業部門では、これまで地域の医薬品小売業の取引先に肝末原料、その他天然由来原料を用いた差別性の高い商品群を提供することで、高い収益力を保持してきたが、近年の生活習慣病の増加による疾病構造の変化や消費者の QOL(Quality Of Life)の意識向上に伴い、今後、一般消費者に対して差別性の高い商品や情報の迅速な提供を行うことを目的に販売子会社を設立するなど、同部門の独立性を高めることにより、販促の効率化と収益力の維持向上を実現させるとしている。
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