官報(6770号)によると、東京都足立区青井の「有限会社エムシープランニング」(代表取締役:三浦久瑠美)と関連会社の「株式会社プラスワン」(同所、同代表)は4月22日、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成28年(フ)第2566号(エムシープランニング)と第2537号(プラスワン)で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成28年7月26日午後3時、破産債権の届出期間は5月27日までとなっている。また、破産管財人には岡正晶弁護士(梶谷綜合法律事務所、東京都千代田区大手町1-7-2 東京サンケイビル18階、電話:03-5542-1453)が選任されている。
エムシープランニングは広告代理店業「株式会社宣昭」(同所、同代表、1977年設立、2016年4月6日に破産開始決定)のデザイン部門を分離・独立させる形で1998年11月に設立された広告・販促物の企画・デザイン・印刷を事業とする会社。
子供の落書きをベースとしたアート作品を制作するサービス「キッズリメイクアート」や販促物や名刺の直販サイト「jp SMART PUBLICITY」を展開するほか、出前・宅配・デリバリーのポータルサイト「出前専科」や住宅・不動産に関するポータルサイト「ほーむらんど」の運営などを行っていたが、2016年1月4日、親会社の宣昭などとともに事業を停止し、自己破産申請の準備に入っていた。
プラスワンは2010年4月に設立された太陽光発電システムやオール電化システム、LED照明器具の施工・販売会社。フジプレミアムや三菱電機が製造した太陽光発電システムの販売・施工を行っていたほか、三洋電機製のエコキュートや三菱電機製のIHクッキングヒーターなどの販売・施工を行っていた。
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