官報(6770号)によると、千葉県流山市富士見台の「株式会社マルシヨー」(代表取締役:川田慶太郎)は4月25日、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成28年(フ)第2880号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成28年8月1日午後2時30分、破産債権の届出期間は5月30日までとなっている。また、破産管財人には大西裕弁護士(丸市綜合法律事務所、東京都中央区日本橋兜町15-12 八重洲カトウビル7階、電話:03-3667-0899)が選任されている。
同社は1970年(昭和45年)11月に設立された宝飾品・呉服・健康食品類の卸・訪問販売会社。千葉県内などに20店舗の営業・販売拠点を開設し、訪問販売を行っていたほか、主に健康食品類の分野においてネットワークビジネス事業を展開していた。しかし近年は、特定商取引法など、訪問販売に関連する法律の改正などの影響を受け、訪問販売事業が不振となっていたことなどから2016年2月に1回目の不渡りを出したため、事業を停止し、自己破産申請の準備に入っていた。
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