官報(6767号)によると、埼玉県上尾市の「株式会社シーピーアール」(代表取締役:加藤尚)は4月18日、さいたま地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成28年(フ)第1462号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成28年7月12日午後2時30分、破産管財人には吉村孝太郎弁護士(城口法律事務所、埼玉県川口市芝新町7-22 森ビル3階、電話:048-268-0928)が選任されている。
同社は昭和61年12月に設立された総合建設業者。外断熱工法と24時間全館気調システムを組み合わせた環境共生住宅「オレンジホーム・FECOM(フェコム)」や鉄筋コンクリート造のマンション「オレンジマンション・EXVAL(エクスバル)」、郊外型の戸建賃貸住宅「ドリームハウス」などを主力商品として事業を展開していたほか、新規事業として川口市内の霊園に参画し、同霊園の営業などを行っていた。
しかし、新規事業として参画した霊園に関して、名義を借りた宗教法人などとの間で運営の主導権に関してトラブルが発生し、訴訟に発展する事態になったため、霊園関連を除く事業を「株式会社オレンジホーム」(代表取締役:佐藤敏昭)に譲渡し、同社は清算手続きに移行していた。
コメントを投稿
削除申請等の場合は本人確認が可能な個人情報の入力が必要です。匿名での申請は受け付けておりません。