官報(6769号)によると、京都市下京区の「株式会社クー・ド・クール」(代表取締役:奥武雄)は4月21日、京都地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成28年(フ)第324号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成28年7月27日午後1時30分、破産管財人には掛谷弥生弁護士(植松・鈴木法律事務所、京都府京都市中京区麩屋町通丸太町下ル舟屋町407 長栄ビル5階、電話:075-211-2780)が選任されている。
同社は高瀬川沿いの西木屋町通りに位置する洋食店『BISTRO Coup de Coeur~ビストロ クー・ド・クール』の運営会社。
当初は左京区一乗寺に店舗を構えていたが、2007年頃に現所在地に移転。屋号の「クードクール」は、フランス語で「ひとめぼれ」を意味しており、イベリコ豚の自家製ハムや市場から直送されてくる新鮮な魚介類、国産有機野菜や季節の京野菜などを用いた、素材の味を生かした料理を提供していた。しかし、同店のブログの最新のエントリにおいて、2015年12月29日をもって営業を終了したあと、2016年以降の営業は未定と発表していた。
コメントを投稿
削除申請等の場合は本人確認が可能な個人情報の入力が必要です。匿名での申請は受け付けておりません。