官報(6758号)によると、岡山県倉敷市の「株式会社明石スクールユニフォームカンパニー」(代表取締役:河合秀文)は岐阜県加納上本町の「株式会社マルゴ」(同代表)を吸収合併することが分かった。
明石スクールユニフォームカンパニーは1865年(慶応元年)、細紐類の製造業「西屋」として創業。1901年に「明石歓太郎商店」に屋号を変更し、その後、1932年(昭和7年)に被服部を発足させ被服製造に参入。当初は他社の下請として参入したが、2年後の1934年(昭和9年)に被服専用工場を開設し、学生服の製造を開始。その後、1944年(昭和19年)に「明石被服興業」を設立して法人化した学生服製造大手。「富士ヨット学生服」のブランドで知られるほか、他社が中国生産などに切り換える中、国内生産へのこだわりを貫いていることでも同業他社との差別化を図っている。また、2006年に「株式会社マルゴ」への資本参加を行うほか、関連会社「オゴー産業株式会社」を設立するなど事業の拡大を継続している。
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