東京都足立区の管工事業「坂田工業株式会社」に破産開始決定

官報（6739号）によると、東京都足立区の「坂田工業株式会社」（代表取締役：國方勢津子）は3月10日、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成28年（フ）第1578号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成28年6月9日午後3時、破産債権の届け出期間は平成28年4月7日までとなっている。また、破産管財人には羽賀千栄子弁護士（羽賀千栄子法律事務所、東京都新宿区左門町13-1 四谷弁護士ビル408、電話：03-3225-7478）が選任されている。

同社は1946年3月に創業し、1949年3月に法人化した管工事業者。設立当初は消火器の製造販売を主業としていたが、1959年に東京都の上下水道指定工事店となったことで管工事業を開業し、以降同事業が主力業務となった。2003年に「ISO9001：2000」を取得するなど、工事品質の向上に努めていた。