官報(平成28年3月16日 号外第58号)によると、東京都中央区銀座の「一般社団法人PUCC」(代表清算人:北川和裕)は平成27年12月15日に一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第149条第一項の規定により解散した。
同法人は2004年12月にNTTドコモ、エリクソン、京都大学、慶應義塾大学の4者を発起人として設立された標準化団体で、P2P/オーバレイネットワークプロトコル技術を用いて異なるネットワーク上にあるデバイス同士を接続するための通信技術の開発・仕様化のほか、相互接続実証実験などを行っていた。2005年4月にワーキンググループの活動が開始され、2006年6月に経済産業省の支援を受け、携帯ネットワーク、ホームネットワーク上のデバイスを相互接続させる実証実験を実施。
2007年から2010年にかけて実施された情報大航海プロジェクトに参加し、「すこやかライフサポートサービスプロジェクト」のヘルスセンサー接続プラットフォームを提供するなど、P2Pネットワークシステムに係わる互換性・相互接続性に関する標準規格の策定及び普及に努めていた。
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