官報(6739号)によると、群馬県前橋市の「松木技研株式会社」(代表取締役:松木勇)は3月10日、前橋地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成28年(フ)第49号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成28年6月22日午前11時、破産債権の届け出期間は平成28年5月9日までとなっている。また、破産管財人には吉野晶弁護士(法律事務所コスモス、群馬県前橋市新前橋町1-35、電話:027-256-8910)が選任されている。
同社は1984年(昭和59年)12月に設立された家庭用電気機器メーカー。同社は企画・開発などを行い、製造は中国や台湾の協力メーカーに依頼するファブレスで、自社ブランド「Maxcelia」「MATRIC」を展開するほか、協力メーカーのブランド製品の輸入卸業務などを行っていた。主要品目は電気ヒーターなどの季節家電や卓上照明器具、健康生活家電などで、ホームセンターや家電量販店などを通じて販売を行っていたが、平成27年8月7日に事業を停止し、事後処理を弁護士に一任して、自己破産申請の準備に入っていた。負債額は約4億円。
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