官報(6742号)によると、富士薬品ドラックストアグループに所属する仙台市太白区の「株式会社東北セイムス」(代表取締役:香田国仁)は、山形県酒田市の「株式会社エスロード」(代表取締役:伊藤衛)を吸収合併することがわかった。効力発生日は平成28年5月1日で、両社における株主総会の承認決議は平成28年3月4日に終了しているという。
株式会社東北セイムスは1982年(昭和57年)7月に「株式会社アルファ」として設立されたドラッグストアチェーン運営会社で、「ドラッグポピー」の屋号でドラッグストアを展開していたが、2007年11月に配置薬販売事業を全国展開している「株式会社富士薬品」(埼玉県さいたま市、代表取締役:高柳昌幸)により買収された後、2009年10月に株式会社らいおんクリエイトの事業の一部を授受し、現商号に変更していた。なお、現在も旧アルファの店舗は「ドラッグポピー」の屋号で経営されている。
株式会社エスロードは昭和32年7月に「荘内薬局」として創業し、昭和49年8月に法人化した「沢医薬品株式会社」と、昭和36年1月に「有限会社佐藤薬店」として設立され、平成8年6月に株式会社に改組した「株式会社佐藤薬店」が平成8年11月に合併(存続会社は沢医薬品株式会社)し、合併後の商号を現商号に変更する形で成立したドラッグストア・調剤薬局の経営会社。当初は「ラパス」「生活館」の屋号でドラッグストアを経営していたが、2014年7月に富士薬品により買収された後は、経営していたドラッグストアの屋号を「セイムス」に変更し、調剤薬局のみ「ラパス」の屋号で運営を継続している。
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