大阪府守口市の印刷業者「キョーエイ・ビジネス株式会社」に破産開始決定 特殊印刷・加工が主力

官報（6747号）によると、大阪府守口市の「キョーエイ・ビジネス株式会社」（代表取締役：篠岡啓）は3月23日、大阪地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成28年（フ）第888号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成28年6月2日午後2時、破産管財人には前田英倫弁護士（）が選任されている。

同社は1973年（昭和48年）10月に設立された印刷会社。設立当初はコンピュータのサプライ製品の販売を事業としていたが、1976年に輪転フォームやオフセット機を導入して印刷業界に参入。反転両面ラミカードや偽造防止印刷物に関する特許を保有し、国民健康保険被保険者証やホログラムなどを挿入した印刷物といった特殊印刷・加工を中心に事業を展開していた。