中古住宅再生事業最大手の株式会社カチタス(群馬県桐生市、代表取締役:新井健資)は3月30日、同業の株式会社リプライス(愛知県名古屋市、代表取締役:星山敏秀)の発行済み株式を全株取得し、持株会社を設立する形で経営統合すると発表した。経営統合後の持株会社の連結売上は年間500億円以上で、買取再販の取り扱い件数・売上で国内で圧倒的最大手になるとしている。
カチタスは1978年9月に設立。人口30万人以下の地方都市を中心に全国で110店舗を構え、年間3000棟以上の中古住宅を買い取ってリフォームしてから販売する買取再販(中古住宅再生)の最大手。
リプライスは1996年6月に設立。東京・大阪・名古屋など大都市圏を中心に全国に14事業所を構え、年間600棟以上の買取再販を手掛けている。
両社は事業展開エリアと仕入ノウハウについて異なる強みを有していることから、経営統合によるシナジー効果が創出できると判断したという。この統合により両社を合わせた買取再販物件数は、2015年実績見込みベースで年間3700棟規模となり、うち空き家比率は約60%となるため、国内で年間2000棟以上の空家を再生させていく企業が誕生することになるという。また、経営統合後は数年以内の株式上場を目指すとしている。
■関連リンク
株式会社カチタス
http://katitas.jp/
株式会社リプライス
http://reprice.co.jp/
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