官報(平成28年3月29日 号外第70号)によると、岩手県釜石市只越町の「釜石市只越町商店街振興組合」(代表清算人:片倉静祐)は平成28年2月27日に開催された臨時総会の決議により解散したことが分かった。
同振興組合は昭和38年に釜石市只越町地域の商人が親睦と情報交換の場としていた「親商会」を発展させる形で設立された振興組合で、昭和40年には他の商店街に先駆けてアーケードを建設・整備するなど、現存する商店街の中では岩手県内で最も歴史のある商店街であった。
しかし、2011年3月11日に発生した東日本大震災における揺れと大津波で大きな被害を受け、加盟する店舗の大半が全壊・流失するなど、大打撃を受けていた。なお、一部店舗については青葉公園商店街の仮設店舗などに移転し、営業を再開している模様。
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